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『杏(あんず)』

杏は旬が短いので、近所のスーパーで生のものを見かけたら是非カゴに入れてください！(^^)

熟した杏は、βカロテンがたっぷりで美容効果が抜群です。

紫外線を防御するビタミンAは、美しい髪、爪、なめらかな肌によく、植物性化学物質のゼアキサンチンは、目の健康を守ります。

水分のバランスを取るカリウムや鉄分などミネラルも豊富です。

消化を促進する働きが強いため、便秘解消にも役立ちます。

杏のドライフルーツは糖分が多いため、生のものがベストです♪

『すもも（プラム）』

甘い夏の果物で、老化を防ぐものは？

と聞かれると「すもも」(プラム)がまさにそれです！

体を冷やすので暑い季節に最適で、プルーンなどは天然の便秘薬にもなります。すももにはブルーベーリーに匹敵するかそれ以上の抗酸化作用がある上、炎症や肥満を防ぐ効果もあります。

コラーゲンの分解を防ぐアントシアニンの他、乳ガンを予防するという研究結果もある植物性化学物質も含んでいます。抗酸化作用が最高レベルになる、完熟で一番ジューシーなときに食べてください。

『パイナップル』

この甘いトロピカルフルーツのパイナップルは、抗炎症性が高く、たんぱく質の分解を助け、消化を促進する酵素を含んでいます。酢豚やグリル肉のシェラスコなど肉料理とともに提供されるのも納得です。

生で食べると酵素が不溶性食物繊維と結びつき、お腹周りがすっきりとします。ただし、果糖が多いため、食べ過ぎには注意しましょう。体内の水分と熱のバランスを整えてくれるため、夏には最適のフルーツです。

『桃』

桃に含まれるビタミンCとβカロテンは、ツヤツヤと顔の血色を良くするのに役立ちます。

ビタミンCはフリーラジカルと戦う力が強く、コラーゲンを生成するのに欠かせません。

桃のβカロテンは、ビタミンAに変換され、健康な細胞の新陳代謝を促進します。体を冷やし、消化、循環、水分補給を促してくれるので、暑い夏のデザートにぴったりです。

『さくらんぼ（チェリー）』

深いルビー色のものでも、明るいイエローピンクのものでも、抗酸化作用が高く、カラダの見た目や気持ちを若々しくしてくれます。

ブルーベリーやプラムにも含まれるアントシアニンという色素が豊富で、肌の弾力を保ち、DNAを酸化のダメージから守るのに役立ちます。

抗酸化物質のケルセチンは、紫外線を防御し、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン作用もあります。炎症を抑える力も強く、関節炎や運動のあとの痛みをやわらげ、赤みを予防します。

スーパーでよく見かけるアメリカンチェリーは、ビタミンCとカリウムが豊富です。少し酸っぱいですが、サワーチェリーは薬用としても使われ、より一層のビタミンCやβカロテンを含みます。サワーチェリーは天然のメラトニンを含有する数少ない食べもので、睡眠周期を整え安眠を促します。

『ラズベリー』

可愛い色のラズベリーですが、その甘酸っぱさは男性にも人気があります。コラーゲンを守る色素のアントシアニンや、毒素と戦うエラグ酸など、様々な抗酸化物質を含みます。

免疫力を上げるビタミンCや繊維質も小さな果肉にたくさん含まれています。血液を増やし肝臓を守る特性を持ち、身体の健康と肌・髪・爪の美容に効果があります。マンガンが豊富なのでエネルギーを作るミトコンドリアの健康も維持できます。

『カンタロープメロン』

カンタロープメロンは、主にヨーロッパ南部、アメリカ、タイなどで栽培される、赤肉種のマスクメロンです。１カップ(170g)のカンタロープメロンで、１日に必要なビタミンAとCが摂取できます。ビタミンAとCの効果は、ニキビ、しわ、紫外線によるダメージ、ツヤのない肌、頭皮の乾燥を強力に予防します。

体の水分を保持し、循環にも効果的なカリウムも豊富で、体内でナトリウムとカリウムのバランスをとるビタミンB６がその働きを促進します。

ビタミンB群は、健康的で艶やかな髪にも重要です。活性酸素を除去しカラダの酸化を防ぐSODという酵素を含む数少ない食べ物の一つでもあります。消化のためには単独で食べるか、食事の３０分以上前に食べるのが理想です。

『ブルーベリー』

ブルーの果皮には、脳と肌に良い強力なアンチエイジング成分を含んでいます。特にアントシアニンという色素は、肌の柔らかさと結合組織を守ってたるみを防ぎ、紫外線からのダメージを防護します。

また、ビタミンCとEが多いことも特徴で、適量のカリウムが栄養や酸素の循環を促します。インスリン抵抗性も改善されるため、体内での脂肪の蓄積を予防します。ブルーベリーを選ぶときは、ドライフルーツではなく、生か冷凍のものを選びましょう。

『赤・黄パプリカ』

私達が日常購入できる自然食品のなかでビタミンCが最も豊富なのが黄色と赤色のパプリカです。パプリカ類はビタミンCが豊富で、特に黄色のパプリカ１つに１日に必要なビタミンCの６倍以上の量が含まれています。

ビタミンCの健康効果はすでによく知られていますね。ご存知のとおり、高い抗酸化力で活性酸素を除去し、免疫力を強化して風邪などの病気を予防、さらに疲労回復効果など様々な嬉しい働きをしてくれます。

美肌効果としては、ビタミンCは肌の弾力に必要なコラーゲンを作るのに必要不可欠な栄養素で、また、シミ・ソバカスの原因となるメラニン色素を分解する働きがあるため美白効果もあります。

火を通すことでビタミンCが破壊され、摂取できる量がぐっと減ってしまうので、加熱調理をせずに生で食べることをおすすめします。また、一度スライスしたら時間が経つにつれてビタミンCが逃げてしまいますので、長く置かないこと。少なくとも、その日のうちには食べるようにしましょう。

パプリカを冷たい水で洗い、生で食べると、デリケートな抗酸化物質が損なわれません。生で食べたいのでオーガニックのものを購入するのが安心です。色が鮮やかで、皮にハリとツヤがあるものを選びましょう。

『きゅうり』

外が暑い夏にぴったりのお野菜がきゅうりです。きゅうりは健康な体の結合組織と潤いのあるしなやかな肌に不可欠な美容成分の「ケイ素」が豊富に含まれています。そして９５%が水分のため、水分補給とデトックスの効果もあります。

カリウムは循環を促し、マグネシウムは鎮静効果があります。炎症を抑え、肝臓をきれいにするので、体に水が溜まりにくくスリムになります。ビタミンKが驚くほど豊富で、カロリーもびっくりするほど低いです。きゅうりはビタミンCとクロロフィルが豊富な皮も食べていただきたいので、ぜひオーガニックのものを選んでください。

『夏の健康と美容に効果的な食べもの』

カラフルな夏の野菜・ハーブ・果物は、紫外線からの保護、コラーゲンの生成、クールダウン、水分補給、夏バテ予防など、健康と美容によいパワーに溢れています。

これらを積極的に取り入れてこの夏も元気に楽しみましょう！

それでは今回から「健康と美容に効果的な夏の食べもの」をご紹介します！(^^)

セロリ

セロリはナトリウムとカリウムのバランスが良く、クールダウンとデトックスの効果があるため排尿が促され、余分な水分が排出されます。夏の熱気の中で、暑く重苦しい気分の時にベストな食べものです。

セロリで身体がクールダウンすると、気持ちも落ち着きます。それは植物性化学物質の「クマリン」と、クマリンの血圧を下げる効能のおかげです。

セロリには「ケイ素」も含まれています。ケイ素は肌のしなやかさと潤いを守り、炎症とシワや予防し髪の健康も促進します。夏に生のセロリをカットしてたっぷりとサラダにすると良いでしょう♪

まとめ

様々な体の働きをサポートする栄養素がありますが、特に夏に特に必要な栄養を摂る為に上手く果物や野菜の長所を活用して、暑い夏を乗り切りましょう。

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